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仕事での連絡は、メールでのやり取りが多くなり、書類の字にしてもほとんどワープロで書いたものです。それでも、緊急の連絡があるような場合には、上司が部下に手書きのメモをわたすことがありますね。 こんなときには、筆跡による字のクセとか筆圧などを観察することで、上司の心理とか性格を読み取ることが可能です。 @ 字が大きくて丸みを帯び角張っていない字を書く人 こういうタイプの字を書く人は、鷹揚でゆったりしており、モノゴトに対して柔軟性があり、臨機応変の対応ができる人です。社交性があって話題も豊富で、周囲から人気もあるでしょう。 仕事に対して決断力と実行力はありますが、やや短慮で失敗することもあります。 A 四角張って鋭角的な字を書く人 定規で線を引いたような直線的で四角い字を書く人は、字から受ける印象から分かるように、四角四面で融通性がなく、頑固で、自分の主義主張に強くこだわる人です。 信頼のできる人ですが、人の気持ちには鈍感で、相手をやさしく包み込むような包容力はありません。 敵に回すと厄介な存在になるので、適当な距離を保ちながら接するのが良いでしょう。 とくに、角張っていても字の大きさがほぼ一定している人は、几帳面で仕事も丁寧ですが、細かい点にこだわります。 仕事上でトラブルが起きたようなときには、正義感が強いので、強い味方になってくれるでしょう。 B 字の大きさが安定しない人 字の大きさが書くたびに違ったり、形、角度、筆圧がすべて不安定で乱れた字を書く人は、気まぐれで虚栄心が強く自分の思い通りに人生を歩もうとします。 ただ、強い信念を持って進むのではなく、その場しのぎのやり方で進もうとするため、いつもどこかで行き詰っては挫折感を味わっています。 こういう人が上司であれば、仕事の進め方にもセオリーがないため、部下はいつも右往左往しており、まとまりのない所属になるでしょう。 調子に乗りやすい人でもあるので、ヨイショしておくに限るでしょう。 |
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