人間の性格や心理、本音は何気ない仕草やクセ、言動、ちょっとした表情、モノの好み、趣味嗜好、あるいは言葉遣いなどで分かるものです

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自分の席から部下を呼びつけて指示する上司は、縄張りから出られない




サラリーマンにとって、この人についていこうと思える上司に恵まれることほど幸せなことはありません。

男の幸福の三要件は

@ 自分の才能や適性が思う存分発揮できるような仕事に就くこと。

A あなたを理解して引き立ててくれるような熱い上司に巡り会うこと。

B 男性も女性も、トコトン惚れ込むことのできる伴侶と結婚すること。

の三つですが、仕事に限って言えば、男性も女性も管理組織で勤務している方は、あなたを引き立ててくれる熱い上司に巡り会わなければ、たいていの場合、成功はおぼつきませんね。

どんないい人でも、こと上司となると、気が合わないとか、部下に対する気配りが足りないなどと言って、まずは部下が上司を褒めることはめったになく、一般的には不平や不満が出るものです。

そこで、上司の行動やしぐさから性格を見極め、それなりの対応を考えて見ましょう。

あなたの上司が仕事を頼むとき、あなたを呼びつけるタイプでしょうか。それとも部下であるあなたの席までくるタイプでしょうか。

よく、誰かとケンカするときでも自分の土俵に引き入れてケンカするほうが有利であるといわれますが、要は、自分の縄張りでケンカするほうが有利ということです。

ですから、このなわばり意識の違いで、自信のある上司と、虚勢を張っている上司がはっきりわかります。

まず、仕事を頼むとき、あなたを呼びつけるタイプの上司は、自分の席という縄張りから出ることができずに、そのなかに安心感を求めている可能性があります。

果ては、会社の自分のデスクが唯一の縄張りとなり、そこから別の席の縄張りに行くことに抵抗を持つようになります。つまり、自分に自信が持てないので、自分の縄張りの中に部下を呼びつけようとしてしまうのです。

一方、あなたの席までくるタイプの上司は、自分の縄張りにこだわりがありません。

仕事に対してかなり自信を持っているはずで、いい仕事をしてもらうためなら、部下の席まで出かけることになんの抵抗も持たないし、縄張りで自分の権威を守るよりも部下の 実力を引き出すことを考えます。


ですから、こういう縄張り意識の希薄なスケールの大きい上司の下についたら、働きやすいかもしれません。

しかし、上司の望んだ結果を出さなければ、信頼を失うことにもなりますので、期待と責任に応えられるよう、努力を惜しまないことは言うまでもありません。




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自分の席から部下を呼びつけて指示する上司は、縄張りから出られない
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