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どこの職場にもいるものですが、上司の命令には絶対服従する人です。 人が見たら、少し理不尽であるような命令でも、黙々とこなして、グチや不平を言うわけではなく、いつも気持ちよく仕事をしている人です。 こういう人は、職場だけでなく、酒の席でも上司にたいするグチや悪口などは言わず、いつもニコニコと仲間と談笑して楽しんでいる人です。 傍目から見ていると、こういう人は、人間がそうとうできているか、あるいは温厚でおとなしいかのどちらかだろうと思いがちですが、かならずしもそうとは言えないケースがあります。 もともと人間は、聖人君子でない限り、煩悩の固まりみたいなところがあって、自分の気持ちに反するようなことは誰でもしたくないものであり、もし意に添わないことをすれば、それがストレスになって、心の中に蓄積し、最後はどこかに爆発して外に発散するしかないのです。 一般的なサラリーマンなら、酒の席で上司のグチを言うなどして発散するものですが、忠犬ハチ公で通っているような人は、急に酒の場でグチも言えず、不満はたまる一方なのです。 そうなると、ストレスの捌け口は、家庭ということになるのです。 もともと、会社でイエスマンをするような人は、上下関係を重んじるようなところがあるため、家庭に帰れば、自分が一番偉いわけですから、妻や子どもを自分の意に従わせようとすることがあります。 会社から帰宅すれば、「飯はできたか、風呂はまだか」などと妻に強く当たる人が多く、家庭内では王様になってしまうのです。 ですから、極端なケースになれば、ドメスティック・バイオレンスになることも考えられるので、ある意味では、危ない人なのです。 子どもの教育などでも、勝手に針路を決めたりすれば、激昂することもあります。 ただ、会社で従順な人が、家庭でみんな殿様のような振る舞いになるかといえば、必ずしもそうとはいえませんが、それは家庭以外にストレス解消を求めているのです。 たとえば、メイドルームに入って癒されていたり、女装をして楽しんだり、あるいはゲイバーではしゃいだりして、欲求不満を解消する人も多いのです。 なかには、オムツバーで、オムツを替えてもらったり、あるいは、ミルクを飲ませてもらっているかもしれませんよ。 |
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