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■髪を触る男性心理・女性心理
男性は女性ほど髪を触る癖のある人はいませんが、それでも、男性のなかにも、髪を頻繁に触る人もいます。 こういう髪をいじる癖がある男性の心理には、緊張をなくすために、自分自身を触ることで心を安定させいようとする気持ちが働いています。 とくに、どういうシーンで髪を触るしぐさが出るかと言えば、「仕事ができないから自信がない」「問題解決のためにいい知恵がないかと焦っている」「周囲から責められて行き場がない」「苦しい立場に追い込まれた」などのときでしょう。
髪の毛を触る癖がある女性の心理には、「髪は神(かみ)に通じる」と言われるように、「女性は髪が命」というぐらい大切に思うところがあります。 それだけ髪は、自分自身と一体のものですから、「好きな人を前にして緊張している」「不安を抱えてどうしていいか分からない」「ストレスが溜まって精神的にまいっている」「好きな人に可愛いと言ってほしい」などと思っているときには、自分自身(髪)を触ることで不安を鎮めようとしているのです。 一方では、自分自身(髪)を触ることから、「自分をかまってほしい」「褒めてほしい」「好きな人に抱かれたい」という心理も潜んでいます。 ■髪を触るしぐさでわかる心理・性格
髪の毛に触れるのは、緊張しているときが多く、その緊張をほぐすために触っていることがあります。 ビジネスなどの初対面で商談するようなときにも見られますが、ウソをついているときにもバレるのが不安で髪を触る人もいます。 たまに、悩んでいる人に頭をかきむしる人もいますが、やはり無意識に緊張をほぐそうとしているのでしょう。
小学生のごろ、小さいころ学校の成績が上がったとき、先生や両親から頭を撫でられながら褒められたことがあるのではないでしょうか。 ですが、一人前の大人になってからは、なかなか周囲から褒められることが少なく、頭を撫でられることもないはずです。 そういう深層心理と大きく関係がありますので、自分で頭をかく癖のある人は、褒められたいや甘えたいなどの心理が男女問わず隠れていると言われています。
髪をかき上げるしぐさというのは、男性と女性とでは根本的な違いがあります。 男性の場合は、緊張しているときにときに出るしぐさですが、照れくさいときにも出ることがあります。女性の前でちょくちょく髪をかき上げるようだと好意をもっているのかもしれません。 女性の場合は、緊張ではなく、目の前の男性に女性として注目して欲しいときに出る心理で、男性が女性に色気を感じてしまう瞬間であることを知っているのです。
男女とも髪を耳にかけるしぐさは、相手の話をしっかりと聞きたいときの出るしぐさですが、とくに女性の場合は、好きな男性と話すときに髪を耳にかけることが多いですが、男性にとってすごくセクシーに感じてドキッとするものです。 いつも髪で隠されていた白いうなじが突然見えるため、男性は急に女性の色気を感じて、性的刺激を受けます。女性としては大いに活用すべきテクニックです。
女性に多いしぐさですが、髪の毛を指でクルクルさせていたり、指先で遊んでいる人がいますが、「早く話が終わって欲しい」「退屈している」「不安や緊張を感じている」場合によく見かけます。 とくに女性は、自意識過剰で照れているときに出るしぐさで、恥ずかしい気持ちを隠そうとしている心理があります。
髪をかき乱すしぐさというのは、誰にでも経験があるように、物事に悩んでいて解決できないときや、不満やイライラが溜まっているのに解消する手立てがないようなときに、出るものです。 職場でも、神経質で仕事に頑張っているのに、なかなか仕事がはかどらないようなときに、紙をかき乱す人がいますが、これが習慣的になっている人は、いつもイライラして精神が安定していません。
前髪に触るというのは、前髪そのものは自分の顔の一部のようなものですので、顔に化粧をするような感覚を潜在的に持っています。つまり、外見を整えようとしているのです。 ですから、気になる人と会話しているようなときに、髪の毛を触るしぐさをする女性は、「キレイに見られたい」「かわいく見せれたい」「もっとかまってほしい」というような意思表示で、甘えたいという気持ちも潜んでいます。 なお、前髪に触る心理として、「あなたに少しでも良く見られようにしている」ことと、一方では、ナルシスト的な要因もあります。 |
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