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女性がパンツスーツを着ていたら、どんな印象を持つでしょうか。 一般的には、仕事のできる女性、つまりキャリアウーマンとしてのイメージがあり、宝塚の男役のようにパリッとした男装に見えるものです。 このように女性が男っぽい服装をするのは、男としてのイメージを抱かせたいと思っているのです。 男としてのイメージとは、「仕事がテキパキできる」、「ジメジメしていない」、「カラッとしている」、「難問を処理する」、「情熱をもって一つのことに打ち込む」、「押しの強さがある」、「交渉でなめられない」などではないでしょうか。 ですから、パンツスーツ姿の女性は、男性と五分で渡り合い、男の競争世界で勝負したいと思う心理の表れであり、女性らしい軟弱さを消そうとしているのです。 このタイプの女性は仕事に対する意欲や向上心が強く、出世欲もじゅうぶん持っています。 性格的にも、自己主張が強く競争心も旺盛であり、やや協調性には欠けることもあるので、仕事上のトラブルを抱えることもあります。 一方では、自分の女らしさをしっかり認識したうえで、仕事上ではできる女性を演出するため、パンツスーツを着ている人もいますが、こういう女性は、仕事を一歩離れて居酒屋にでも誘えば、女性らしい気遣いが行き届いていることでしょう。 ただ、仕事のできる女性が、すべてパンツスーツ姿かといえば、決してそんなことはありません。 それは、女性としての武器を知っているために、あえて女性らしいスカート姿を男性社会の中にさらすことによって、女性であることを積極的にアピールしているのです。 世の中は男と女で成り立っており、初めから、考え方も違うし、仕事の取り組み方も違っているのが本質であるので、あえて自分を男のように振舞おうとしていないのです。 女性としての本分を発揮して、男性を援助することが自分の仕事をスムーズにいくことを知っているのです。 この種の女性は、世の中の仕組みをしっかり知っている人であるので、ある意味では、計算高く、ものごとの道理が客観的に見える人です。 |
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