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@ 自分で車を洗車したり、手入れすることがほとんどない人 たとえ新車を買っても、車内を掃除することはなく、洗車するにしても盆と正月ぐらいにガソリンスタンドでやってもらうという人がいます。 こういう人は、車というのは、もともとも道路を走らせるものだから、汚れるのは当たり前であるし、少しぐらい傷がつくことはやむを得ないと考えています。 つまり、車は、ある場所からある場所に移動させてくれる「便利な道具」としか考えてなく、実用本位の考え方をする人です。道具に過剰な意味づけをしない合理主義者であり、何が本質かを見極めることのできるシンプルな人です。 こういう考え方はアメリカ人や西欧人に多いようです。 A 車を走るリビングと考えている人 とくに日本のドライバーに多いのですが、車内を念入りに掃除し、車体はワックスをかけてピカピカにし、そして誇らしげに街中を走らせている人がいますが、周囲にもそういう人はいませんか。 なかには、雨の日には乗らず、晴れた日に乗るときにも、スリッパに履き替えて運転する人もいます。さらに、車内も頻繁に掃除機をかけてチリひとつなし。そうなると、車は単なる足代わりになる道具ではなく、車はステータス・シンボルであり、インテリアで飾ったリビングという発想です。 車は走る道具ではなく、自分の心を癒してくれるプライベート空間なのです。 このように車が人生のすべてだと思っているような人は、対人関係や社会に対して疎外感や不安感を持っており、車のなかに逃げ込むことが唯一心が落ち着ける方法なのです。 性格的にも、内向的で生真面目なうえ、極度の神経質さがあります。また無口なため、他人とのコミュニケーションも苦手なのです。 |
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