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「肩で風を切って歩いている」とか「肩をいからす」などという言葉があるように、肩幅の広い男性は、男らしさの象徴であり、また、肩を前に出したり後ろに引いたりする肩の動かし方でも、男性心理がわかります。 ★ここでは、肩幅の広さと肩の動かし方による男性心理をご紹介しましょう。
確かに肩幅の広さや厚みは、そのまま男らしさのシンボルでもあります。 昔から、男の肩というのは、米俵を担ぐとか、獲物を担ぐなど、戦利品を肩に担いで持って帰るために必要とし、がっちりして何でも担げるような立派な肩こそ男の象徴でありました。 その戦利品を獲るためには、肩は、もともと戦いのための武器を担ぐという重要な役割があったようです。 鉄砲などの重火器の装備に耐えられるだけの肩をしていることが、男に求められたのです。 ★ビジネススーツにも戦いの象徴である肩パッドがある このような意味を持つことから、現在でも、男らしさを強調するために、軍服などには、人工的に肩幅を広く見せる工夫が施されています。 その典型的なのが、軍服の肩章であります。 また、一般のビジネススーツでさえ、ほとんど例外なく、厚い肩パッドが標準装備されており、これなども現代社会を生き抜くビジネス戦士を思わせます。 一方、女性は男と反対で、女性らしさを象徴するのは、なで肩で優しさをあらわしています。 しかし、女性でも男の世界で渡り歩いているようなキャリアウーマンなどは、スーツ姿で颯爽と闊歩していますが、やはりスーツには、戦いの象徴である肩パッドが入っています。 肩はいからせたり、すくめたりして、いろいろな感情表現ができますが、男らしさを象徴する肩は、何の小細工をしなくても、その人の生き様がストレートに映し出されているものです。
まず「肩を怒らせる」という表現があるように、肩を大きく動かしながら歩く人は、文字通り怒っているかあるいは虚勢を張っているときのしぐさです。このしぐさは、肩を後ろに引けば、背筋がピンと張り、胸も前に出て、いかにもこれから戦いに行くぞという戦闘モードで気合が入っているのが理解できるでしょう。 逆に肩が下がっているときは、落ち込んでいたり、気持ちが沈んでいるときが多いのです。 肩を前に出すと、肩が下がって背中が丸まった形になりますので、この姿を見るだけで、何かに怯えている様子が伺え、気持ちが落ち込んだり、沈んだりしているのが分かります。 そして、「肩で息をする」という表現がありますが、肩が上下に動いているときは、疲れによって胸式呼吸となっていることからくる動作です。 あるいは、肩をさかんに左右に動かす人は、本心とは異なることを話している証拠でもあるので、この動作を見たら要注意です。 ★女性に対するアタック精神も肩の動きでわかる 人生を前向きに考え、チャレンジ精神の旺盛な人は、肩も自然と後ろへ引かれ、背筋もピンと伸びているものです。 ピンと張り詰めた背筋は、いまにも獲物に向かって飛かかっていこうとする戦闘態勢のあらわれです。 こういう男は、女性との恋愛でも戦闘モードで臨むため、女性を獲物のように考え、猛烈なアタック精神で挑み、一度や二度の挫折でくじけることはありません。 それよりも、さらに闘争精神がアップして、女性をモノにしようとギラギラになっているのです。ですから、過去の苦い失恋や別れの経験は、それをエネルギーに変えて、トライする糧にしてしまうのです。 こういう男らしいタイプは、愛とか希望、あるいは優しさとか包容力を持っている女性に惹かれます。 このタイプは、男の本能である狩人精神が旺盛で、行動的でじっとしているのがキライですので、こういう相手には、あなたも坐して待つのではなく、好きなように翻弄するのが良いのです。 彼の好戦的な狩人精神に火をつけて、遊んであげたら、彼はあなたを追っかけて恋の炎を燃やすものです。
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